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第133話・保久良珈琲店の謎

吉祥寺に「保久良珈琲店」という、
それなりに有名らしいコーヒー専門店がある。

この店の前を通りかかるたびに、いつも気になっていたのは、
いったい何と読むのだろう、ということだった。

ネットで調べたら、正解は「ほくら」だと判明したのだが、
それまではさまざまな読み方を想定していたのだ。

まず、「ぼくら」。「僕等」にひっかけてあるのではないか、と。
他にも「ほくよし」「ほくりょう」「ぽきゅーら」なども候補だった。

さらに考えたのは、この店名が3人の共同経営者の名を
連ねたものではないか、という可能性だ。

保(たもつ)、久(ひさし)、良(りょう)という3人の男。
もしかしたら3人は兄弟なのかもしれない。

クロスビー、スティルス&ナッシュみたいなもんか?

これはミステリィのトリックにも使えるのではないか。
保久良という1人の人物だと思ったら、実は3人だった、というものだ。

でも、正解は「ほくら」。
意外性も何もない。

今まで、一度も入ったことが無い店ではあったが、
これで完全に興味の対象から外れてしまった。

毎日、その店の前を通るけれど、
たぶん、これからも足を運ぶことはないだろう。
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by osarudon1 | 2004-11-17 13:22