第151話・ホシの名は
2005年 08月 19日
「おお、名探偵X、よく来てくれた。さっそく現場を見てくれたまえ」
「おお、これは後頭部をガツンと一発……痛かったでしょうね」
「おお、そんなことはどうでもいいのだよ。被害者が血文字で書いたダイイングメッセージを見てくれ」
「おお、これは珍しい。はっきりと名前が読み取れるではないですか。金原慎一郎と」
「おお、それが問題なのだよ。金原慎一郎、すなわち私の名前だ」
「おお、なるほど。つまり犯人の名前ではなく、なぜ金原警部の名前を被害者が残したか、という不可思議な謎が提示されているわけですね」
「おお、違うのだよ名探偵X。私が犯人なのだよ。それが問題なのだよ」
「おお、なんという意外な展開。確かにそれは問題といえそうですね」
「おお、私はなんということをしてしまったのだろうか。どうすればいいだろう?」
「おお、知ったこっちゃありません」
「おお、冷たいなあ、君も」
「おお、それではさようなら」
「おお、これは後頭部をガツンと一発……痛かったでしょうね」
「おお、そんなことはどうでもいいのだよ。被害者が血文字で書いたダイイングメッセージを見てくれ」
「おお、これは珍しい。はっきりと名前が読み取れるではないですか。金原慎一郎と」
「おお、それが問題なのだよ。金原慎一郎、すなわち私の名前だ」
「おお、なるほど。つまり犯人の名前ではなく、なぜ金原警部の名前を被害者が残したか、という不可思議な謎が提示されているわけですね」
「おお、違うのだよ名探偵X。私が犯人なのだよ。それが問題なのだよ」
「おお、なんという意外な展開。確かにそれは問題といえそうですね」
「おお、私はなんということをしてしまったのだろうか。どうすればいいだろう?」
「おお、知ったこっちゃありません」
「おお、冷たいなあ、君も」
「おお、それではさようなら」
by osarudon1
| 2005-08-19 17:36