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第188話・MYSTRY BUTTON


約30人ほどの住民が全員『曽根』という姓の村で、
村長の曽根正宗が殺害されるという事件が発生。
被害者はいまわの際に、自らの血で床に犯人の名を残した。
ダイイングメッセージである。
その犯人の名は『曽根』。
とはいえ、容疑者は全員が曽根姓だけに、これだけで
犯人を絞り込むのは困難かと思われた。
しかし、閉塞した捜査状況を打開したのは、名探偵X。
なんと、どの『曽根』が犯人か、指摘してしまったのだ!


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オチ・45~50

『オチ・45』

「金原警部、犯人は誰だと思いますか?」

「え?そ、そうだなあ。私は金物屋の曽根隆史が怪しいと思う」

「なるほど。はい、曽根隆史さん、容疑者リストから削除!」

「むむ? どういうことだね?」

「曽根隆史さんが犯人ではないとすると、次に怪しいのは
 誰だとお考えですか、警部?」

「そうだなあ。曽根隆史さんの妻、晃子さんかなあ」

「はい、曽根晃子さん、容疑者リストから除外!」

「わけがわからん」

「名探偵と行動を共にする警部は、的外れの推理をする。
 これは推理小説における絶対的約束事項です。つまり、
 金原警部が犯人だと指摘した人物は、すべからく、
 容疑者リストから除外していいのです」

この手順が繰り返され、結局、最後に残った1人が
真犯人ということで一件落着した。

終わり。

……いや、これはダミーの真相だ。
本当の真相は……。

バトンは第2走者に渡った。
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by osarudon1 | 2005-11-09 19:53