第191話・HAPPY END



十二月の雨の日田舎道いらいらしながら
さよなら通り3番地にあるあやか市の動物園に向かって歩いている風来坊の私。
颱風の季節ではないはずなのに、このところ雨ばかり。
相合傘をさして歩く、はいから・びゅーちふるな相手もいない私は、
毎日「あしたてんきになあれ」と空に祈っていたのだが。

しかし、祈り続ければなんとかなるものだ。
突然、外はいい天気になってきた。
雨あがりのビル街無風状態で、ちぎれ雲のすき間から、
空いろのくれよんで描いたような青空が見える。

この調子なら「春よ来い」と祈れば、明日あたりはきっと春春らんまんだ。
引きこもりの子供たちも、かくれんぼ花いちもんめで遊びだす。

そして私は風をあつめて飛べない空へと飛び立とうとしている。

ここまで書いてきたアレな散文を、アレな言葉で唐突にしめくくろう。

さよならアメリカ さよならニッポン

はっぴいえんど
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by osarudon1 | 2005-11-16 13:11