第18話・カメラもしくはシンセサイザー

「君は〝EOS〟といったら、何を思い出す?」
「EOS?……イオスか。キヤノンのカメラかな」
「うむ、確かにそれもある」
「それも、というと他にもイオスというものがあるのか?」
「ヤマハのシンセサイザーだよ」
「ああ、小室哲哉が開発を手掛けたとかいう……」
「それだ」
「そのEOSがどうかしたのか?」
「いや、先日起こった、とある事件の現場に1枚のメモが残されていてね」
「メモ?」
「うむ。そのメモに〝! EOS〟と書かれていたんだ」
「頭の〝!〟マークが気になるな」
「そうだろう? カメラでもシンセでもいいのだが、!の意味がわからん」
「メモは何を指しているんだ?」
「おそらく、重要機密を収めたマイクロフィルムの隠し場所だ」
「なるほど」
「現場にはカメラもシンセもあったのだが、フィルムは見つからなかった」
「となれば、なおさら!が重要な意味を持っているんじゃないか?」
「俺もそう思うが、謎は解けていないのだ」
「フィルムはどこに隠されているんだろう?」

*読者に挑戦*

フィルムのありかを示す手がかりは全て出揃っています。
みなさん、推理してみてください。












*解答編*

「わかったぞ! 我々はこのメモを上下逆に見ていたのだ!」
「どういうことだ?」
「!は記号じゃない。アルファベットだ。そしてEOSは数字だ」
「……なるほど! 〝! EOS〟じゃなくて〝503 i〟だったのか!」
「その通り。フィルムの隠し場所はNTTドコモの携帯電話『503i』というわけさ」
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by osarudon1 | 2004-05-28 16:58