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第20話・嘘つき族と正直族

ある村で、殺人事件が発生した。
容疑者は3人。
いずれも被害者に深い恨みを抱いていた男たちだ。

A「この村に嘘つき族はいない」
B「この村は嘘つき族しかいない」
C「この村は嘘つき族と正直族が共存している」

3人の容疑者たちは、そう答えた。
殺人容疑に関しては、全員が否認している。
村を訪れた捜査官は、3人のうち、
誰が嘘つき族で、誰が正直族なのか?
嘘つき族は嘘しか言わないし、
正直族は必ず本当のことを言う民族だ。



熟考の末、捜査官は結論を出した。
AとBは嘘つき族。
Cは正直族だ。
全員が容疑を否認しているということは、
嘘つき族のAとBの共犯なのか?

しかし、真犯人はCだった。
Cが正直族ならば、なぜ容疑を否認したのか?
捜査官は、容疑者への質問が「お前が殺したのか?」
だったことを思い出した。
Cを改めて問い詰めたところ、
真相は〝Cの殺人依頼を受けたゴノレゴ13の犯行〟
というものだった。
確かに、Cは嘘をついていない。
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by osarudon1 | 2004-06-01 17:04