第221話・決戦!超人軍団VS殺戮同盟




「いよいよ、雌雄を決する時が来た!」

超人軍団のリーダー、首吊り大将ことフランクが、
決戦を前に集結した軍団メンバーたちに檄をとばす。

常人には持ち得ない特殊能力を有した7人で構成される
超人軍団。そのメンバーは、

郷愁の幻視者(超人軍団第1号)セピア
理由なき登頂者(超人軍団第2号)ノヴォル
灼熱の肉体(超人軍団第3号)セルシウス
路地裏の散歩者(超人軍団第4号)マッピィ
暴れる濁流(超人軍団第5号)フラッド
時を超える者(超人軍団第6号)トキオ
首吊り大将(超人軍団第7号)フランク

いずれ劣らぬ兵たちである。

「敵の殺戮同盟ってのは、どんな奴らなんだ?」とトキオ。

「生きとし生けるもの全てを殺す、そんな物騒な目的で、
 世界中を恐怖のどん底に突き落とそうとしているらしいぜ」
メンバー1の情報通、セピアが答える。

「殺し屋集団かよ」とノヴォル。

「一瞬で1㎞四方を焦土にしてしまう奴がいるとか」

「知ってるのか、セルシウス?」

「ちらりと聞いたことがある。他の連中も、
 人間最終兵器みたいなのばかりみたいだ」

ガッハッハ、と突然、フランクが高笑い。

「恐れるな。ただの人殺し集団に何ができる?
 我々の能力を結集すれば、そんな連中は敵ではない」

「確かにそうですね。自信を持つべきです」

「そうだよ、マッピィ。我々のチームワークの前には、
 いかなる敵もひれ伏すしかないだろう。そこで、
 私は完璧の上にも完璧を期すため、究極の作戦を考えた」

「その作戦とは?」とフラッド。

「実は、ここに数十年前の奴らの写真を入手してある。
 戦いの直前に、セピアがこの写真をじっくりと眺める」

「まかせとけ」

「次に、ノヴォルが決戦の舞台となる富士山に登る」

「たやすいご用で」

「すかさずセルシウスが体温上昇」

「朝飯前だね」

「間髪を入れずに、マッピィがそこらへんをうろうろ」

「絶対に迷いませんよ」

「それを受けたフラッドが全身から体液垂れ流し」

「一世一代の濁流をお見せしよう」

「その5秒後にトキオがタイムスリップ」

「敵のビビる面が思い浮かぶぜ」

「最後は私が首を吊る。これでミッションコンプリートだ」

拍手が巻き起こる。

超人軍団のメンバーたちは、今や全員が勝利を確信していた。

そして決戦のときが訪れた……。


超人軍団VS殺戮同盟。


フランクの立てた作戦通りに能力を発揮した彼らは……。
















圧勝した。




















全日本大馬鹿選手権 
団体の部・決勝結果


優勝 エントリーNo.136
チーム超人軍団(静岡県代表)

準優勝 エントリーNo.312
チーム殺戮同盟(東京都代表)





見事、団体戦で日本一の馬鹿の栄冠を勝ち取った
我らが超人軍団。

さあ、次はいよいよ世界大会だ。

頑張れ超人軍団、負けるな超人軍団。

~THE END~
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by osarudon1 | 2007-03-02 16:20